itoya_lab*news[ファンタスティック・ドラスティック]

[2002.02.05]
  ファンタスティック・ドラスティック


 ▼スーパーボウルから消えるドットコム企業(CNET Japan)
  http://japan.cnet.com/News/2002/Item/020204-6.html


 これまでスーパーボールでは惨敗する姿しかみていなかった,ペッツの完勝(得点差は接戦だったが,試合内容は完勝だった)。数字ではない,ビットにはない,なにか,があったスーパー。

 今年のスーパーボールにCM(>ifilm.com)を出すドットコム企業は,わずか4社だった。2000年の17社と比べると,大幅な減少だ。2年前は知名度をあげる必要があったが,今ではCMで長期目標を達成することはできないことに気付いた,と云われている。

 3日,セントルイス・ラムズ vs ニューイングランド・ペイトリオッツのスーパーボール。戦前の予想は当然のように,ラムズが14点差で勝つというものだったが,試合が始まってしまうとあたかも最初からそういうシナリオだったかのように,ペッツのリードで進み,最後の1分30秒のペッツの攻撃,サヨナラのフィールドゴールが吸い込まれ,ファンタスティックな,ドラスティックな,ドラマは終わった。感傷に浸りつつも,どこかポカーンポカーン( ゚д゚)という気分でもいる中,24歳のエースQB,これまでずっと控えの人生を歩んできたトム・ブレイディが,MVPにも選ばれた。

 31チーム中,攻撃力順位でラムズが1位,ペッツが19位。守備力順位はラムズが3位,片やペッツは24位だ。アメフトというのは数字にこそ結果がはっきりと表れるスポーツなのに,なにをどうとっても勝つとは思えないチームが優勝してしまった今シーズンは,開いた口がふさがらない。もちろん勝った理由は,シーズン通じてのモメンタム維持,素晴らしいコーチングによる策略,ディフェンスの勝負強さなどいくつもあげられるのだが,なんにも裏打ちがないそれらを信じきることなど,人間にはできないのだ。ある意味では,ドットコム企業が消えたスーパーにふさわしいような,そんなスーパーだった。(過去記事_昨年のスーパボールー昨年のスーパーボール


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